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【就職・転職】HSKと中国語検定は何級から履歴書に書ける?違いを詳しく解説!

【就職・転職】 HSKと中国語検定は 何級から履歴書に書ける?違いを詳しく解説! 語学・留学
この記事は約18分で読めます。

HSKと中国語検定の違いについて

ほんちゃ
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今回は、こんな疑問にお答えいたします。

✅HSKと中国語検定って何が違うの?

✅就職やバイトで履歴書に書けるのは何級から?

日本で受験できる主な中国語能力試験には「中国語検定(中検)」と「HSK(漢語水平考試)」等があります。

HSK(漢語水平考試)
  • 特徴:世界中の中国語学習者向けに作られた試験で、コミュニュケーション力が重視された実用形式の試験です。
  • 歴史:1990年に中国国内で初めて実施。翌1991年から、世界各国で実施され、2025年現在で35年以上の歴史があります。
  • 試験回数:日本では、東京と、大阪近辺ではほぼ毎月実施されています。
    詳しい日程は、HSK公式サイトをご参照ください。
  • 各級:(易しい)1級→2級→3級→4級→5級→6級(難しい)
    ※中国語検定とは難易度順が逆です。
中国語検定(中検)とは
  • 特徴:日本語が母語の人を対象に作られた試験で、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4能力以外に、「訳す能力」が求められます。
  • 歴史:1981年から第1回試験を開始して、2025年現在で40年以上の歴史があります。
  • 試験回数:年に3回実施。(3月・6月・11月の第4日曜日)
    ※ 1級のみに1、11月の第4日曜日実施 詳しい試験日は下記公式サイトをご参照ください。
  • 各級:(易しい)準4級→4級→3級→2級→準1級→1級(難しい)
ほんちゃ
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深セン大学の語学留学時代には、クラスに、日本人、韓国人、ロシア人、ウクライナ人がいて、皆HSK試験を受験していました。

世界的に受験され、日本以外でも比較的認知が高い試験だと思います。

中国語検定(中検)とHSK(漢語水平考試)についまとめ
  • 中国語検定(中検)日本国内向けの試験で、日中翻訳能力を重視した試験
  • HSK(漢語水平考試):中国政府公認の試験で、世界中の学習者を対象に中国語コミュニケーション能力を視した試験

「中国語検定(中検)」と「HSK(漢語水平考試)」のレベルの違い

試験目的も、出題基準も異なるため厳密には比べられませんが、あくまで参考です。

検定難易度 参考基準値
  • HSK1級:中国語学習の基礎レベル、中国語検定準4級よりも易しい
  • HSK2級:中国語初級上位レベル、中国語検定準4-4級程度
  • HSK3級:中国語基本的なコミュニケーションレベル、中国語検定4級程度。
  • HSK4級:中国語母語話者を話せるレベル、中国語検定4級-3級程度。
  • HSK5級:中国語でスピーチできるレベル、中国語検定3級-2級程度。
  • HSK6級:中国語で意見を口頭や書面で話せるレベル、中国語検定2級-準1級レベル
    ※中国語検定1級は、HSK最高レベルの6級よりもかなり難しいです。
    中国語を自在に操り、難易度の高い文章の読解や翻訳・通訳ができる能力です。
ほんちゃ
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私も中国深セン留学中にHSK6級までぎりぎり合格しましたが、

実感値として、母語話者と日常会話を話せるくらいで、書面で頑張れば出せるくらいだと思います。

この辺の感覚は、皆さんのHSK合格基準値にもよると思います。

中国語検定とHSK(漢語水平考試)は、試験の目的が異なるため、レベルの基準も異なります。

  • 中国語検定:準4級(初級)から1級(最難関)までの6段階
  • HSK:1級(初級)から6級(最上級)までの6段階

一般的に、中国語検定2級がHSK5級程度、中国語検定3級がHSK4級程度に相当します。

履歴書に書けるHSKの級は?

結論

履歴書にはHSK4級以上を記載するのが望ましいとされています。

HSK4級が履歴書に書ける理由

  • HSK4級:CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)でB2レベルに相当し、日常会話がスムーズに行えるレベル
  • HSK3級:基礎的な単語と短文での会話ができるが、実務レベルとしては不足
  • 実際の求人情報でも、HSK4級以上を応募条件にしている企業が多い

特に中国関連の専門職に携わる場合は、HSK5級以上を取得すると更に有利になります。

履歴書に書ける中国語検定の級は?

結論

履歴書には、中国語検定3級以上を記載する望ましいとされています。

中国語検定3級が履歴書に書ける理由

  • 中国語検定3級:基本的な文法と日常会話が可能で、履歴書に記載しても問題のないレベル
  • 中国語検定2級以上:ビジネスレベルの会話が可能で、高評価を得られる
  • 求人情報では、中国語検定2級以上を求める企業が多い
ほんちゃ
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履歴書に4級でも書けますが、応募する職種に応じて不利にならなければ書いて企業にアピールしましょう。

HSK4級を3か月で取得するための勉強方法

ほんちゃ
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履歴書に記載できるレベルとして推奨されるHSK4級を取得するための勉強方法を紹介します。

HSK4級取得の基本的な流れ

(1) 基礎学習(単語・文法) まずは、中国語の基礎単語や文法をしっかり身につけることが大切です。

(2) 実践問題を解く(HSK・中国語検定) 基礎ができたら、実際の試験問題を解いて理解を深めましょう。

この2ステップを繰り返すことで、中国語の理解が飛躍的に向上します。

HSK4級の効果的な学習手順

(1) 参考書を使った学習 HSKの対策には、公式の過去問題集や単語帳を活用するのが効果的です。

おすすめの進め方

  • まずは1周目で参考書をざっと読む(理解度30%でOK)
  • 2周目でHSKの実践問題を解く(理解度50%を目指す)
  • 3周目で試験時間を意識しながら過去問を解き、解答を読んで理解を深める

このプロセスを繰り返すことで、HSKの出題傾向に慣れ、合格率を上げることができます。

(2) HSK過去問を活用する HSKの試験対策には、公式の過去問題集を解くことが重要です。

効果的な過去問学習のポイント

  • 過去問を解いた後に解答を確認し、間違えた部分を重点的に学習
  • 全問解くのが難しい場合は、大問ごとに分けて解いて苦手な分野を克服
  • リスニングや長文読解は、何度も繰り返して聞いたり読んだりする

HSK4級を飛び超えて、最上級のHSK6級にもチャレンジしてみたい、どんな勉強方法で取得したのか気になる方は、

良かったらこちらをご参照ください。

HSKおすすめ教材

(1) HSK公式過去問題集

実際の試験問題を収録しているため、試験対策に最適です。

(2) HSK1~4級 単語トレーニングブック

単語が意味ごとに整理されており、ピンイン順ではなくカテゴリーごとに掲載されています。

(3) HSK4級トレーニングブック[リスニング問題編] MP3付き

語彙力を強化しながらリスニングの練習ができる参考書です。

ほんちゃ
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実際に私もこの3冊は必須参考書で、重宝していました。

まとめ

本日のまとめ
  • 履歴書に書くのが望ましいのはHSK4級以上、中国語検定は3級以上
  • HSKは中国や海外での評価が高く、中国関連の仕事や留学に有利
  • 中国語検定は日本国内での翻訳業務や日中間ビジネスに強みがある
  • HSK4級取得には、単語・リスニング・読解・ライティングの総合的な学習が必要

HSKや中国語検定の取得を目指すことで、中国語スキルを証明し、キャリアアップにつなげましょう!

最後までお読みいただきありがとうございます!
少しでもキャリアップや、中国語の履歴書に書ける問題が解決すれば嬉しいです!

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